LEDの形態などに関する一般的特徴
LEDの特徴のページで紹介した特徴のうち、その形態などに関連する下記の一般的な特徴について詳しく説明します。
- 小型である
- 点光源である
- 長寿命である
小型である
フィラメントなどの他の光源と比較すると、発光体としてのLEDのサイズはとても小さく、パッケージ化された製品でも小さなものは米粒程度の大きさです。
発光体自身のサイズも小さく、発光に必要な周辺部品も小型化が可能なので、携帯電話の液晶用バックライトなどスペースの限られた場所にも使用可能な点はLEDの大きな特徴のひとつです。
点光源である
LEDは製造方法の影響で大面積の発光体とすることが困難です。
このため、LEDは最大でも数ミリ角程度のサイズの点光源として製造されています。
単一の素子では大面積化することは難しいのですが、点光源であることから配置の自由度が高い、レンズや反射鏡との組み合わせによる照射範囲の設計が容易などのメリットが生まれます。
長寿命である
LEDは半導体であることから長寿命で、フィラメントなど消耗部品をもつ従来型の光源と比較して数倍から数十倍の寿命を持っています。