LEDは半導体の一種
LEDは「発光ダイオード」と呼ばれる半導体の一種で、LEDという名称は、発光ダイオードの英語表記である「Light Emitting Diode」の頭文字を取ったものです。
発光ダイオードの「ダイオード」は代表的な半導体素子のひとつで、電流を一定方向にしか流さない作用(整流作用)を持っています。
一般的なダイオードに順方向(電流が流れる方向)の電圧を加えても電流が流れるだけですが、LEDでは順方向に電圧が加わるとエレクトロルミネセンスという原理で発光します。
LEDの特徴
LEDは、白熱電球や蛍光灯などの従来型の光源と比較して、以下のような特徴を持っています。
- 小型である
- 点光源である
- 長寿命である
- 消費電力が小さい
- 低電圧での点灯が可能
- 簡単な回路での点灯が可能
- 点灯・消灯時の応答速度が速い
- 1素子あたりの出力が小さい
- 発光の波長範囲が狭い
- ひとつの光源で照らすことのできる範囲が狭い